こんにちは、マッスーです。
会社の上司にもいろいろなタイプがいると思いますけど、会社員時代のマッスーは、日によって機嫌がコロコロ変わる「気分屋」な上司にあたることが、なぜか多かったです(^_^;)
昨日はOKだったことが今日になったらアウト、なんてことは日常茶飯事。
違う人が同じミスをしたときに、一人は許したけどもう一人は激しく怒るという理不尽な差別もけっこうありました。
プライベートな関係なら付き合いをやめてしまえばいいですけど、職場の上司となるとそうもいきません。
気分屋な性格が改善することはほぼ期待できないので、こっちの方が一歩踏み込んで、上手く付き合っていかないといけないんですよね~。
というわけで今回の記事では、これまでのOL経験から見つけた、「気分屋の上司を立てて上手に付き合うための方法」をまとめていきます。
気分屋の上司を立てて上手に付き合う上でのポイント
報告は端的にする
気分屋な人は、えてしてせっかちなことが多いです。
ダラダラとした報告だと機嫌が悪くなるスイッチが入ってしまう危険性があるので、最初に結論をスパッと言ってしまうくらいの端的な報告の方が良いでしょう。
結論以外にも伝えておきたい事項がある場合は、それについてまとめた資料(できるだけ枚数は少ない方が良い)を作っておいて、「部長、○○の件ですが△△となりました。詳細につきましてはこちらの資料にまとめてありますので、ご確認ください」みたいな感じで渡しておけばOKです。
せっかちな人は自分の時間を他人に取られるのをひどく嫌がるので、報告時間が短く済むように工夫しましょう。
それに、報告内容の資料を一緒に渡しておけば、「ちゃんと報告した」という証拠にもなりますからね。
(気分屋の上司は、聞いたはずの報告を聞いていないと言い張ることがけっこうあるのですよ~汗)
小さなことでもこまめに状況を報告する
気分屋の上司の中には、「何でも自分が知っていないと我慢できない」という謎のこだわりを持っている人がいます。(マッスーは遭遇したことがあります)
直接上司が仕切る必要のない小さな案件であっても、自分が把握していないことがあるのが許せないみたいで、何でもかんでも知りたがります。
もし、あなたの上司がそういうタイプだったのなら、自分の知っている情報はどんどん報告しておいた方が良いです。
メインの報告のついでに、「そういえば、○○の件は△△になったらしいですよ~」と付け加えるくらいで十分です。
メインの報告についても、何か状況の変化があったら、その都度報告しておいた方が良いです。
「状況が固まってからまとめて報告しよう」というのは、この手のタイプの上司は嫌いなのです。
漠然とした質問をしない
最初にも言いましたが、気分屋の人はせっかちです。
ですから、何か質問したいことがあって上司の元へ行った時、「○○の件ですが、どうしたらいいですか?」みたいな漠然とした質問は嫌がります。
機嫌が良いときは答えてくれるかもしれませんが、たいていはイライラしてくると思いますよ。
質問の内容が曖昧すぎてスパッと答えられないからです。
ですから、質問したいときには「○○の件ですが、△△と対処しても良いですか?」のように、上司が答えやすいように聞くのが良いです。
こう聞いてくれれば、上司は「はい」「いいえ」のどちらかで答えられます。
もう少し突っ込むのなら、「○○の件ですが、Aという対処とBという対処のどちらが良いと思われますか?」のように、自分なりの案を複数示すのもおすすめです(^^)
こういう聞き方なら、上司は「Aの方が良い」「Bの方が良い」「それ以外にCという対処もあるぞ」と答えることができるので、喜ばれますよ。
話の最後に、聞いた内容を復唱して確認する
気分屋の上司は、機嫌の良いときはかなりおしゃべりです。
ですから、報告しに行ったときに雑談を始めることがあります。
まず、その雑談には付き合ってあげましょうね、機嫌を損ねますから(笑)
で、雑談が終わったら、その前にしていた報告の内容を再度確認します。
上司の方は、雑談に夢中になって報告内容を忘れてしまうことがあるので、「最後に確認ですが、○○の件は△△となりましたので、よろしくお願いします。」と一言伝えておきましょう。
それだけで、上司は「あぁ、そうだった、そうだった」となるので、気分屋な上司あるあるの「言った言わない問題」はかなり防ぐことができます。
上司が長く席を外しているときは付箋などでメモを残す
ある程度の役職についている人は、参加する会議やミーティングの数が多くなります。
そうなると、席を外す時間も長くなってきます。
通常でしたら、席に戻ってきたときに報告なり質問なりをすれば良いのですが、気分屋の上司の場合だと、この前にワンクッション置いておくことをおすすめします。
ワンクッションとは、報告や質問が発生した時点で、上司の席にその内容をまとめたメモを残しておくことです。
長く席を外していた上司が席に戻ると、ここぞとばかりに報告や質問が集中します。
それに答えているうちに、だんだんと機嫌が悪くなることがあります。
いろいろなことは把握しておきたいけど、一度にガッとこられるのは嫌なんですね。
ですから、メモを残すなどして「後からこういう内容について報告しますよ~」と知らせておけば、上司の方も準備ができます。
他の人が質問や報告で上司のところに殺到しているのなら、その波が引いてから行きましょう。
「先ほど、メモで残させていただいた件についてですが・・・」と切り出せば、内容を1から説明しなくても済むので、お互いに話が楽になります。
小さなことでも感謝してお礼を伝える
これは、上司に限ったことではありませんが、お礼を言われて嫌な気分になる人はいませんからね(^^)
質問に答えてもらった、アドバイスをもらった、体調を気にかけてもらったなど、何かしら上司からのアクションを受けたら、その都度感謝の言葉を伝えるようにしましょう。
ただ、「わかりました」と受けるだけよりも、「わかりました、ご指摘ありがとうございました」などとお礼の言葉をつけて返した方が、明らかに上司の喜びレベルは上がります。
たった一言付けるだけですから、そんなに手間ではないですよね?
上司が怒るポイントを知る
気分屋の人は、「どんな時に怒り出すのかわからない」「急にスイッチが入ったように怒り出す」なんて言われることが多いです。
確かにそうなんですけど、よーく観察していると、怒るのにもその人それぞれのパターンやきっかけが見つかる場合もあります。
パターンやきっかけを見つけられたらこっちのものです。
後は、怒るパターンやきっかけを引き起こさないようにすれば良いのです。
マッスーが見てきた中では、
- 自分の話を途中で遮られる、明らかに聞いていない態度を取る
- 事後報告をされる
- 疲れが出てきたところで報告を受ける
などの怒りのトリガーがありましたね~汗
これらの事態を起こさないように立ち回ることができれば、たいていはうまくいってました。
(子持ちの場合)子どものことをたびたび話題にあげる
これは、お子さんがいる上司限定です。
報告や質問をする中での雑談で、子どもに関する話題をふると喜ばれることが多いです。
入学式・運動会・授業参観などの学校関係のイベントや、誕生日・父の日・母の日・クリスマスといったイベントなど、話題はいろいろありますね。
特に、子どもがまだ小さい(小学生くらい)うちはイベントも多いですし、上司の方も話したいんですよ(^^)
上司の子どもについてあまり詳しく知らないようなら、「子どもさんとお休みの日にどこかお出かけしているんですか?」くらいでも良いですよ。
ちょっと質問しただけで、あとは上司の方から話してくれます。
あんまり雑談が長くなるとお互いの仕事に支障が出るので、適度なところでこちらから話を終わりに持っていった方が良いですけどね(^_^;)
最後に~気分屋な上司を変えるのは無理なんで、こっちが大人になりましょう~
最初にも言いましたけど、気分屋の上司の性格が変わることを期待するのはムダです。
性格が改善されることはほぼないです。
ですから、そんな上司と付き合いたくないのなら、転職するとか部署異動を願い出るとかして、物理的に距離をとるしかありません。
ただ、転職や部署異動もパッとできることではありません。
となれば、相手に期待するのは諦めて、自分が上手に付き合っていくしかありません。
要するに、こっちが大人になって、上司の機嫌を取っておきましょうということです(笑)
実のところ、機嫌が変わるきっかけやパターンを見つけて対策を立ててしまえば、気分屋さんは動かしやすい人でもあります。
せっかくですから、うまく立ち回って自分の味方につけてしまいましょう♪
そのためにも、今回の記事が参考にしていただければと思いますm(_ _)m