こんにちは~、マッスーです。
あなたは、人の愚痴をよく聞かされるタイプですか?
どちらかというと、マッスーは人の愚痴を聞く機会は多かったですね~。
まぁ、それと同じくらい、かつての私も人に愚痴ったのでお互い様ですが(笑)
愚痴を聞くときには、自分が相手の発するダークなオーラに引きずられないように、聞く態勢を整えておく必要があります。
それは、【寄り添い】の姿勢です。
今回の記事では、【寄り添い】とは何なのか、どうして【寄り添い】である必要があるのかを解説していきます。
人の愚痴を聞くと、聞いた側もその影響を受ける
愚痴とは、
(今となっては)言ってもしかたがない事を、言っては嘆くこと。
という意味です。
つまり、愚痴を言っても聞いても、何も解決しないし物事が前進するわけでもないわけですね。
言った側は、溜め込んでいたものを吐き出せたので多少はスッキリするでしょうが、無防備に愚痴を聞いてしまった側は、ドロドロしたものをモロに受け取ってしまうので、むしろ悪い影響を受けてしまうんです。
以前、マッスーは会社員時代の同僚に【これからご飯食べない?】と誘われ、【ご飯を食べながら1時間くらいおしゃべりかな~】と思っていたら、そこから6時間近くぶっ通しで愚痴につきあわされたことがあります。
帰ってきた後は、肉体労働をしたわけでもないし、むしろご飯を食べてエネルギーを摂取したはずなのに、ものすご~くぐったりしましたね~(^_^;)
そんな感じで、愚痴を聞く方に正しく聞く態勢ができていないと、負のエネルギーを受け取ってしまうばかりか、体力まで奪われてしまうんです。
人の愚痴を聞く時は、【同調】と【寄り添い】を区別することが大事
それでは、愚痴を聞く側の正しい態勢とはどんなものでしょうか?
かつてのマッスーのように、愚痴を聞いた後にひたすら疲れてしまう人は、相手に【同調】しながら話を聞いてしまったのがマズかったのです。
自分に悪い影響を及ぼさないようにするためには、【同調】ではなく【寄り添う】形で話を聞くようにするべきです。
同調とは
【同調】とは、調子を同じにするという意味です。
今回のテーマである愚痴を例にすると、
愚痴を言う側:【ホント、あの上司ムカつくわぁ~!】
愚痴を聞く側:【そうだよね~、ムカつくよね~!】
みたいな感じで、相手と同じ目線・立ち位置で意見を言うということです。
一見、相手の立場に立っているので良さそうな感じがしますが、延々と同じ愚痴を2人で繰り返すだけになってしまい、気持ちの切り替えをすることができません。
マッスーの時も、愚痴られた内容が私自身が体験したことがあるものだったので、【わかる~!!ホント、ムカつくよね~!】と同調しまくってましたね、今にして思えば。(^_^;)
寄り添いとは
【寄り添い】とは、傍に寄るという意味です。
同調と同じじゃないかと思ったかもしれませんが、【同じ】になるのと【傍に寄る】のとでは、大きな違いがあります。
これも、今回のテーマである愚痴を例にすると、
愚痴を言う側:【ホント、あの上司ムカつくわぁ~!】
愚痴を聞く側:【そっか~、あの上司にムカついたんだ。それは本当に大変だったね】
みたいな感じで、相手の気持ちを受け止めて認めてあげる。これだけでいいんです。
そうすることで、相手は吐き出すことに集中できるし、自分の気持ちを認めてもらえたという満足感も得られます。
同調というのは、相手から受け取った感情をまた相手に投げ返しているだけなんですよね。
愚痴を聞く時は【寄り添い】の姿勢をキープする
相手の負のオーラを浴びてダメージを受けないようにするためには、精神的に相手から一歩距離を取っておくことが大切です。
自分自身にやんわりとバリアを張りながら、とにかく相手に溜め込んだものを吐き出し切ってもらいましょう。
ある程度吐き出し終われば、自然と愚痴は終わりますし、気持ちの切り替えもできるようになってきます。
こちらからアドバイスをする必要もありません。
相手も、愚痴ってもどうにもならないことはわかっているので、具体的なアドバイスを求めていることは少ないです。
もし、【どうしたら良いと思う?】と相手が聞いてきたときだけ、できる範囲でアドバイスしてあげればそれで十分なんです(^^)
最後に~人の話を聞いてあげるのは大事、でも自分のことも守りましょう~
誰かから愚痴を聞かされる人は、【この人なら他に漏らしたりしないから大丈夫!】と相手から信頼されている証拠なので、本来なら素直に喜んで良いことです。
ただ、愚痴を聞くことで自分にダメージを食らってしまうようでは、本末転倒なんですよね(^_^;)
別に、愚痴を聞くという行為を止める必要はないですよ。
【寄り添い】の態勢さえちゃんと出来ていれば、悪影響を受けることなく、相手に愚痴を吐き切らせることができるので、意識してみてくださいね~(^_^)/