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【トクサツガガガ】の親子対決から考える「好きなものを好き」と公言することの難しさと、趣味を隠すことの生きづらさ

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女性

こんにちは、マッスーです。

 

今、NHKで放送されている【トクサツガガガ】というドラマが、コアな人気を集めています。

タイトルから分かる通り、特撮をテーマとするドラマなんですが、コメディタッチでありながら、特撮オタクである主人公の言動や心情がメッチャ刺さるんですよね~。

 

というのも、マッスー自身が特撮好きなんです(^^)

仮面ライダー・戦隊シリーズ・ウルトラマンと、今現在もいろいろな特撮物が放映されていますが、その中でも仮面ライダーと戦隊シリーズのファンなんですよ。

ちょっと離れた時期もありましたが、今はまたどっぷりと特撮の沼に浸かってます(笑)

 

 

【トクサツガガガ】では、オタクの置かれている状況がけっこうリアルに描かれているので、そこもドラマに引き込まれてしまう要因ですね。

「好きなものを好き」と言えないでいる主人公の姿から、オタクと公言することの難しさと、オタクであることを隠し続けることの生きづらさを感じてしまいます。

 

今回の記事では、そのことについてのマッスーの思いを、勢いのままに書いてみました。

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HNKドラマ【トクサツガガガ】とは?

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まずは、NHKドラマ【トクサツガガガ】について、現在までに放送された第6話までの簡単なあらすじを。

 

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主人公の仲村叶(なかむらかの)は、会社では女子力の高いOLと思われているんですけど、実は特撮オタク。

子供の頃は、女の子が特撮にハマることをよく思わない母親の教えに従って気持ちを抑えていたけれど、やがて特撮への情熱が復活し、母親の目を盗んで隠れオタクとなりました。

しばらく隠れオタクとして生きてきた叶ですが、偶然同じ趣味を持つ人と知り合いになり、周囲にオタク仲間が増えていきます。

だんだんとオタクであることへの引け目がなくなってきた叶は、母親に自分の気持ちを正直に打ち明けようと考えますが、タイミング悪く、打ち明ける前に母親に特撮オタクが復活していることがバレてしまいます。

そこで起こる娘と母親の対決!

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というところで第6話が終わりました。

この親子対決が、キツイけど刺さった部分でしたね~。

 

 

次回、3月1日放送の第7話が最終回となります。

特撮オタクである叶は、これからどう生きていくんでしょう、気になります!

 

 

第6話の特撮オタクの主人公とその母のケンカから思ったこと

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先ほど、マッスーが一番刺さったと感じた親子対決について深掘りしていきます。

 

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特撮オタクであることへの引け目がなくなってきた主人公の叶(かの)は、特撮に対する情熱を、母親に正直に告白しようと考えます。

しかし、すでにその時には、合鍵を作っていた母親に特撮グッズだらけの部屋は見られてしまっていたのです。

 

その後、飲食店で2人で話すことになります。

叶は、自分の気持ちを頑張って伝えようとしますが、母親はビンタをぶちかまします

さらに、「特撮」や「特撮を趣味とする友人」を侮辱します

その言い方や内容ががキツイことキツイこと・・・(^_^;)

 

「いい年して、子どもが集めるようなもの(フィギュア)ばっかり集めて!」

「30過ぎたら女はもらい手がなくなるの!」

「みんなして、これから30過ぎてもずっと、ろくでもないことしていくつもり?」

 

しまいには、叶の部屋から持ち出した特撮ヒーローのフィギュアの腕をへし折ってしまいます

娘の幸せを願ってのことなんでしょうが、自分の意見の押し付けが強いので、見ているこっちとしてはただただ胃が痛いやり取りでしたね~(^_^;)

 

 

で、驚いたのはその後です。

 

自分のことだけでなく、特撮や共に特撮を愛する友人までもバカにされたことにショックを受けた叶は、ブチ切れて「じゃかあしい、クソババア!」と母親にビンタを仕返します

これまで娘にそこまでの反抗をされたことがなかったであろう母親は、「あんた・・・親に向かって・・・」と茫然自失。

そこに、「親じゃない!だから鍵返して!育ててもらった恩とかお金とか一生かかっても返すから!それでもう家族じゃない!関わらんとって!」とたたみかけます。

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ここで、第6話が終わりました。

なかなか公言できない趣味を持つ娘とその親という、マッスーにも重なる関係性がひたすら重かった・・・

叶がバシッと母親に主張できたことは良かったと思いましたが、全体的に胸が痛かった・・・

 

 

これはドラマですから、多少はオーバーに表現している部分もあるでしょうが、現実問題として、こんな感じで子どもの趣味を受け入れられない親は多いと思います。

 

マッスーの母親は、侮辱するまではしませんが、私の特撮好きをあまり良くは思っていないみたいですね。

自分から趣味について告白したことはないですが、録画した特撮番組や購入した関連書籍を隠してなかったりと、隠れオタクというには詰めが甘かったものですから、あっさりバレました(^_^;)

それとなく、「いい年して特撮だなんて」「そんなの卒業してちゃんと結婚しなさいよ」みたいなことは言われましたが、フルメタルハートでもってスルーしています(笑)

 

 

ちなみに、恋愛・結婚についての母親とのすれ違いについても、記事に書きました。

 

 

自分のお金を自分の好きなものに使っているので、「何も言ってくれるな」というのが正直な気持ちですね。

叶の母親もマッスーの母親も、娘が憎くてそんなことを言っているんじゃないのはわかっています。

 

でも、「悪いことをしているわけじゃないんだから、いいじゃないか! ほっといてくれ!」と思ってます。

音楽とか芸術とかを趣味にしてお金を使うのは何も言われないのに、どうしてそれがオタク系になると白い目で見られるんでしょう・・・やってることは同じなのに。

 

 

世の中には、侮辱まではしないにしても、オタクに良い印象を持たない人はそこそこいると思います。

で、怖いのが、誰がそうであるかがパッと見ではわからないことです。

 

 

ですから、マッスーを含めたオタクたちは、普段は普通の人に擬態をしてオタクを隠しながら、「この人なら、言っても大丈夫かな?」と判断できた人にだけ、自分の趣味を打ち明けるのです。

時に、その判断が外れて、趣味を打ち明けたとたんに距離を置かれることもありますが。

 

 

隠れオタクって、どんな人に対しても最初から大きな隠し事をしていることになるので、精神的にけっこうしんどいんですよね~(^_^;)

ただ、だからといって周囲の人に自分の趣味をおおっぴらにすることも難しい。

SNSで発信することはできても、リアルの家族や友人に堂々と言うのはキツイでしょう。

本当に、公言しにくい趣味を持つ人は生きづらいなぁと思います。

 

 

最後に~特撮好きのマッスーは完全に主人公側です♪~

最後に

自分の好きなものや趣味というのは、自分のテンションやモチベーションを上げてくれたり、落ち込んだ時に励ましてくれたりするものです。

それがどんなに堂々と言うのが難しいものであっても、趣味を持つこと自体を否定する権利は、誰にもないはずなんですよね~。

(もちろん、人に迷惑をかけるような趣味は論外ですけど)

 

ですから、【トクサツガガガ】の主人公の母親みたいに、侮辱したり、本人が大事にしているものを壊したりというのは、とうてい受け入れることができません。

完全に、叶寄りなマッスーです(笑)

叶には、最後まで自分の正直な気持ちを貫いてほしいですね~。

 

 

最終回(第7話)がどうなるかはわかりませんが、親子が歩み寄ってくれるといいなぁと思います。

完全に理解することは無理でも、とりあえず、否定とか侮辱をしないようにしてほしいですね(^^)